ミスパーフェクト

ハニー
2011年10月04日
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バーに移動した彼女はギムレットをオーダーした。私も真似てギムレットを。
意地悪な気持ちになった私は「ギムレットには早すぎないかしら?」と呟いてみた。
すると彼女は「チャンドラーね。いい小説を読んでるわね。賢いわ」と一蹴。
くっそー、何でも知っている。
教養ある男性なら、「ジンはジンでもプリマスの・・・とか、ハリークラドックがとか・・・」
つまらない知識をひけらかして、お酒を不味くするけど。
彼女は違った。
「ハードボイルドって、女性には馴染がない文学だけど女性こそ読むべき小説よ。
味わい深いお話があることは勿論、いいオトコが欲しがるオンナのことが書いてある(笑)」

なるほどね。彼女は16歳から読んでいるそうだ。
敵わない。23歳から、読んで間に合うのか?^^;

帰り際「明日、楽しんでくださいね」と私は言った。
彼女は「あなたこそ、楽しんでね」と言った。

彼女は余裕綽々だった。

私は、彼女に追いつけるのだろうか?