やっと続鬼ゆり峠へ

ドクターサド
2013年11月04日
1,167
あの阿鼻叫喚地獄から救出された浪路だが、彼女の精神には安寧は訪れることはなく、ずっと不安定なままであった。

ある日浪路は決意のもとに家出を敢行した。

あの地獄の中で鬼のような性の権化の男たちに女としての妖しい欲望を開花されられてしまった肉体の存在が今や彼女の精神を蝕んでいたのだ。

縄が幾多の肉棒が下卑た変態オヤジたちの顔が走馬灯のように浪路の胸にぐるぐると回転する。

『ああ・・・おぞましい・・・でもあの・・・目くるめくような・・・あれはいったい何だったのだろう・・・あああああ、だめ、体が、体が・・・自然と開いてしまうわ』

これがあの美貌で男の武士たちさえ恐れた女剣士浪路の今の姿だったのだ。

          ****

浪路はどこをどう彷徨ったのかも定かに覚えていない。

たどり着いたのは暮れなずむ小さな村だった。

もはや人通りもまばらだったが、けたたましい娘の叫び声が響く。
一人の一五、六歳のおぼこ娘に人相のよくない三人の男たちが絡みついているのだ。
かどわかしであった。

浪路は本能的に男たちの中に割って入った。

「な、なんだ、おめえは!」

「か弱い娘になにをするのです!私が相手になりましょう」

「こいつは驚いたぜ、みりゃあこんなションベン臭い娘ッ子より数段うまそうな奮いつきたくなるよういい女じゃねえか、こいつはおもしれえ!」

「おい、この女もしかすると武家女じゃねえか、しかももしかしてヤットウが相当つええかも!」

「なに、かまうことあねえ、こっちは男三人だぜ、それやっちまえ!」

親分格の男が浪路につかみかかったが、素早い足払いでもろくも倒れこむ。

「ゆ、油断するな、この女、やっぱり強いぞ!」

しかし男たちのマラは浪路を見たときからビンビンに勃起している。
攻撃をやめるはずはない。

                    続く