続鬼ゆり峠9

ドクターサド
2013年11月13日
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それから数時間後、もう夜明けだというのにこの気狂いじみた男たちはなおも浪路を甚振っている。

奴らは軽く後手だけで縛られた浪路を囲んで酒を飲んでいるのだ。
だがその裏にはまたもや悪辣な変質的なたくらみが用意されていたのである。

浪路が捕らわれてからすでに十数時間が経過している。
その間男たちは何度か厠(かわや)に立ったが、浪路は一度も排泄は許されていない。

奴らの狙いはそこにあった。

この武芸に秀でた気の強い女のその場面をじっくりと観察して辱めようというのが奴らの目的だった。

「おい、おいらたちばっかり酒飲んでたんじゃこの気の強い姉さんにすまねえぜ。きっといける口にちげえねえ、さあだれかたっぷり飲ませてやれや」

「こいつは気が付かねえで悪かった、さあどうでえ、一杯、いや一杯と言わず何杯でも」

あの稲吉という蛇の目を持った男が芝居がかって、浪路に寄り添い無理やりどんぶりに入れた酒を飲ませようとする。
酒の中には多めに塩も入れてあるのだ。

激しく抵抗する浪路にわらわらと寄ってたかって男たちは、押さえつけ口を開かせて容赦なくグイグイと飲ませる。

男たちの目的を覚り、力の限り抵抗した浪路は大きく肩で息を吐き、上半身の肌はこぼれた酒に妖しい濃淡を見せて凄艶な光景だ。

その妖艶さに我を忘れて一瞬見とれた男たちであったが、またもや浪路に群がり、何杯かのどんぶり酒を飲ませてしまう。

「ヒヒヒ、塩も入っているからな、これでかなり効いただろうぜ。それにしてもこの色っぽさはどうでえ・・・こたえられねえな、へへへ」

「おのれ、卑怯者め、お前たちの思う通りには絶対にならないわ!」

「フフフ、お前がそのつもりでもおれたちゃあどうでもその恥ずかしいところが見たいのさ。まあ、せいぜいほざいていろ」

あまり酒は強くない浪路なので、酒の酔いは激しく全身に回ってくる。

「さあて酒が回ってきたぜ、どうやら奥方様はあまり強くねえようだな、ヘヘヘ」

奴らはニタニタ笑いながら酔い崩れてゆく浪路を観察し下品な笑い声をあげる。

浪路の生理現象は奴らの期待通り徐々に近づいていたのだ。